.yamaguchi
YCAMにて、初max講座。
ms.pinkyを利用した音と映像の同期。といった内容で、デモとパッチ解説。
大度さんの音マシン、ターンテーブル、midiコンと、僕の映像マシンの連携。
ライブでいつもやっていることは、体が自然と反応して作ってるようなところがあるので、
それを改めて解説するというのはむずかしい。
dbv1を構成を組み立てるときも、普段と勝手が違うので、やりにくかった。
普段は、一つのウィンドウの中で絵を書くように気ままにしてるが、
全体を意識しながら一つのユニットを作るというのはしんどい。
できてしまえば、楽ではあるが。。。
ツールを使うことを意識してやってるうちは、とてもぎこちなくなる。
意識しなければいけないことを意識せづできるようになるとき初めて、
ツールを使いこなしたと言えるようになるように思える。
それには、鍛錬や継続が必要となる。
画家が絵の具や筆の技法を意識してる内は、自分の絵など描けないことと同じようなこと。
そういう見方をするとdbv1は非常にぎこちなく見えてきて、嫌です。
ダンス公演の制作の現場にお邪魔していて、ダンサーの人の日常の姿勢やたたずまいが、
ぼくみたいな毎日マックに向かってる人間が意識しなければできない身体のシルエットを持っていて、
そこに身体のプロという意識をかいま見て、上に描いたようなことを思いながら、
MAX講座を反省をしてました。